「猫のとらじの長い一日」について
Amazonで猫マンガを吟味してた時に、オススメで出てきました。
猫エイズを発症した、余命3日のとらじとの闘病を綴ったマンガとの事。
これは・・・
猫の避妊・去勢手術前検診の結果。手術は可能です!そして、猫エイズを始めとした各種ウィルス検査の結果も出ました。
猫エイズキャリア(一応まだ疑惑)で有るあめとつゆと暮らしている私達にとっては非常に興味深い。
と言う事で見つけたままAmazonで注文しました。
(Amazonさん商売上手っ!)
著者である今川はとこさんのTwitterアカウント「@imagawahatoko」はこちら
単行本「猫のとらじの長い一日」が発売になりました。
愛猫とのたくさんのことを、描かせていただきました。書き下ろし12Pも収録されています。
ペットを飼っている方、お別れをした方、いろんな方に手にとっていただけたら嬉しいです。 pic.twitter.com/GkNK1T1pTg— 今川はとこ (@imagawahatoko) April 9, 2018
帯に記載されているあらすじをご紹介します。
人見知りで、食いしん坊で、かわいい、私の猫との出会いから最後の日まで
30代独身OLの私はある日、友人から子猫をもらった。子猫とらじと私の楽しい毎日が始まったが、子猫はエイズに感染していた。7年後の発症、そして闘病の日々。必死の漢方治療で奇跡的な回復をするが・・・。
この紹介文に「最後の日」とあるように主人公猫であるとらじは、猫エイズと闘病して今も元気になった猫ではありません。
平均寿命が人間より圧倒的に短い猫。そして猫エイズキャリアとなれば別れの日が確実にきます。
私達と暮らしているまだ1歳にもならない「あめ」と「つゆ」も同様です。今は全く想像がつかないけど、そういった体験談を読む事で、いつか来る日に少しでも知識がつくような気がします。
「猫のとらじの長い一日」のレビュー
とらじが猫エイズキャリアである事、そして余命3日を宣告されるところからこの漫画は始まります。
余命の3日は無事生き抜きますが、闘病の日々が始まり主人公である「私」は様々な事を考えます。思い出話も多く時系列的にはかなり前後します。
そして・・・
唐突にそのシーンは訪れます。
その日で漫画は終わりではなく、とらじが居なくなった後の事も描かれていて、猫や犬と暮らしている人には参考になる内容だと思います。
タイトルの「長い一日」
マンガは3日の余命宣告をされてから4ヶ月以上の闘病の日々が綴られています。
上述したように「その日」も唐突に訪れます。「その日」が非常に長く感じたというような描写はありません。なのになぜマンガのタイトルに「長い一日」を入れたのでしょうか?
「正直 今でもつらくてこのときのことをあまり細かく描くことはできません。」
こんな事が書かれている一コマが有ります。マンガでは描けなかった事。これが作者の今川はとこさんととらじにとって「長い1日」だっただろうと思います。
Kindleなどの電子書籍版について
Amazonのページを見ると1巻と2巻の二冊があります。
2巻についてはKindle版しかなくて・・・Kindle限定で続編が出たのかな?と思ったのですが・・・
ちょうどAmazonプライムで1巻が無料で読めたので読んでみました!
どうやら28話有る書籍の分割版のようです。それぞれ14話ずつ収録されています。
Amazonプライムの無料対象中なら2巻の代金だけでいいのでお得ですが・・・いつまで無料対象なのかはわかりませんからねー
おわりに。
作者がとらじを本当に愛してたんだなーと伝わってくる漫画です。絵柄もほんわかしていて、とらじの可愛さが伝わっている漫画ではありますが・・・内容は想像通り重い内容です。これは猫と暮らしている人なら尚更だと思います。
おまけ話に、猫エイズのとらじとの体験談は過去の自分・・・つまり同じ境遇の人の為に書いたといった旨が書かれてました。レベルや媒体は違えど私も発信者です。あめとつゆとの暮らしをブログに更新し続けて同じ境遇の人の何かの助けになれるようにしたいと改めて思いました。
あめつゆとの時間
本日(2019/02/18)は・・・
生後(推定) 303日目(9ヶ月半)
出会って 253日目(8ヶ月)
一緒に暮らして 242日目(7ヶ月半)